
【死ぬよりつらい】お金持ちほどお金を失う恐怖に怯えている!
「お金持ちは不幸だ」という話はよくあります。
お金を持っていない私には理解しがたい話ですが、たくさんのお金を持つと、それを失うのではないかという恐怖が押し寄せてくるのだそうです。
お金持ちほどお金を失う恐怖に怯えている!
サラリーマンを経てゼロから会社を立ち上げ資産家となったSさんの話です。
Sさんは、今では10億単位の財産を持っていますが、「全く安心感を得られないどころか、ますます不安になっている」と言います。
そもそもSさんが会社を立ち上げたのは、ある程度の財産を築いて安心した人生を送りたかったから。
Sさんはすでに、いくつかの事業を軌道に乗せ、たとえ働かなくても今の生活水準を維持できる仕組みを手に入れています。
でも目標を達成した今では、「事業がダメになったら、自分には何もなくなってしまうのではないか」という恐怖に怯えているそうです。
なぜお金持ちはお金を失う恐怖に怯えるのか?
ある心理カウンセラーによれば、Sさんのようなケースはごく当たり前なのだそう。
人間の欲求には限りがなく、ひとつの課題を克服したと思っても、すぐに次の課題で頭を悩ませてしまう。
これはお金持ちに特有というよりも、多くの人に見られる傾向です。
ただ、お金持ちの場合、失いたくないものがあまりにも大きいため、お金を失くすのではないかという不安な気持ちは想像を超えるものになるのだそう。
また、Sさんとは違うパターンもあります。
- 資産家の家に生まれたお金持ち
- 人の下で働いた経験がないまま事業を始めた人
- サラリーマンが嫌で実業家になった人
このような環境にいる人は、ふつうに仕事をしている人にとって何でもないことも、死よりも怖い恐怖なのです。
人の下で働いたりすることはプライドが許さないんですね。
欲しいものをほとんど手に入れているお金持ちにとって、「今の立場が没落し、ふつうに働かなければならない」という恐怖心が「絶対落ちてたまるか!」と活力になっているケースは案外多いと言います。
多くのお金持ちにとって、今の資産や立場をなくすことは「死ぬよりつらいこと」なのですね。
ってことで、「お金持ちほどお金を失う恐怖に怯えている!」ってお話でした。
あとがき
お金を持てば絶対幸せになれるわけではないし、自分の幸せの価値観をしっかりつくることの方が大事ですね。
Twitterをフォローしていただけると、ブログ更新を見逃しません。
今回のおすすめ本
本内容は、上記の参考資料を元に独自の考察をしたもので、真実を確定するものでなく、あくまで一説です。